2019年12月20日、北海道・札幌市白石区の銀行で刺身包丁1本を持っていたとして同区の無職の男（38）が、銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。

男は2019年12月20日午後1時40分ごろ、自宅近くの銀行で正当な理由がないにもかかわらず、刃渡り24センチの刺身包丁1本を持っていたため、現行犯逮捕されました。

男は銀行に入店し待合スペースに座ってから数分後、席から立ち上がった時に男は包丁を手にしていて、その姿を目撃した行員が警察に通報しました。

男に暴れる素振りはなく、行員が包丁を置くよう話すと素直に応じ、「人生どうしていのか分からなくなった」などと話したということです。その後、男は駆け付けた警察官に逮捕されました。

警察によりますと、男は自宅にあった刺身包丁を、持っていたカバンに忍ばせて銀行に入店したとみられていて、包丁にはかなり使い古された跡が残っていました。

警察の調べに対し男は、容疑を認めていて、警察は今後男の刑事責任能力の有無や当時の状況などを詳しく調べる方針です。
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